2012年10月16日火曜日

ネットをさ迷う怖いモノ


一日に何十件と交わすメールやチャットの中に、体を持たない相手が存在したら? インターネットが日常生活に浸透した21世紀になり生まれた都市伝説が、ネット回線をさ迷う幽霊のお話です。よく語られるのが、「ネットのサダコ」という都市伝説。ジャパニーズホラーの傑作と言われる、あの映画の一場面のように、幽霊がパソコン画面から這い出て来るとか…。あるいは、真夜中にPCの電源を切ると、暗くなったモニター画面に自分の背後の幽霊が映るとか。

 

実際の体験談も語られています。例えば、メール交換で仲良くなった人に招待され自宅へ行ったら、その人物はかなり前に亡くなっていたそうです。これは、第三者が亡くなった人の名前と住所を使った可能性も考えられますね。不可解な体験談では、父親のお葬式に兄と弟が言い争いを始めたとき、ふたりの携帯に父親からの「空メール」が送信されたお話です。さらに怖いのは、亡くなった人がオンライン上の掲示板に書き込みをする事があるそうです。身体的には亡くなっても本人にその自覚がなく、魂が現世に残ったままネットやゲームで遊び続けているのです。

 

霊能力者によれば、こうした「幽霊の書き込み」は生きている人のそれとは文字の色が違うそうです。身体が亡くなっているので、当然キーボードは打てません。それでも書き込みたいとき、彼らは「念」で打つようです。念による書き込みは、文字が緑色に発光するのだとか。みなさん、今までに掲示板で緑色に光る文字を目撃した事はありますか?

 

確か今年、あの怖い映画がリメイクされましたね。「薄型テレビから這い出る貞子はあまり怖くない」なんて言う人もおりました。でも、甘く見るなかれ。21世紀のサダコは、スマホの画面からも出て来るかもしれませんよ。

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