まずは、「例えば」で語りを始めます。例えば、政府がUFOやエイリアンの情報を持っていたとして、様々な利害関係を理由にひたすら隠そうと決めます。しかし、国民はそれに気付き、情報の公開を強く求めます。こうした場合、政府はどのような策略をとるでしょうか。ひとつは情報の存在を否定し、政府も軍もそんな問題にはまったく関心がないように装います。そして第2の策としては、矛盾する情報や作り話を流し、どれが本当なのか分からなくして真実を隠す事です。
このような策略、つまり、何らかの機関や組織が意図的に情報操作し、UFOやエイリアンの存在を一般の人々から隠している、または、UFO情報自体が何らかの陰謀により作り出されたとする考えを「陰謀論」といいます。
ロズウェル事件以後現在まで、UFO研究家たちが強く主張するこの陰謀論。わたしなりに調べた実態を、2回の投稿に分けて語ります。
ロズウェル事件以後、アメリカの政府と軍はUFOやエイリアンの存在を否定してきました。とくに1968年、軍の公式UFO調査機関「プロジェクト・ブルーブック」を解散させた以後は、UFO関連の情報は一切収集していないと言い続けてきたのです。しかし、1974年に情報公開法が成立すると、政府の様々な機関が膨大な関連文書を保管していた事実が明らかになりました。収集を否定する一方で、情報の研究分析をおこなっていたのです。
軍がUFO情報を検証する最大の理由は、その存在が防衛上の脅威になるかを確かめるためです。現在までのところ、UFOが民間人を傷つけたり軍の基地を攻撃したりする事実が確認されないため、あくまで「未確認飛行物体」として捕捉するだけと説明しています。しかし、実際に情報を持っていたにも関わらず、それを否定し続けた軍のこうした発表を、UFO研究者たちはまったく信じませんでした。そこで、上記の第2の策略「情報混乱説」が生まれたのです。
UFO関連に少しでも興味のある方ならば、1995年に世界を騒がせた「エイリアン解剖フィルム」はご存知でしょう。あれがフェイク・ビデオだった事はすでに解明されていますが、製作に関わった人の中には、政府や軍に関係した者がいた事も解っています。あのビデオは、本物のエイリアンの存在を隠す目的で作られ、世界中に流された「陰謀論」の象徴だったのかもしれません。
さて次回は、陰謀論が存在するならば、政府や軍はなぜそうしなければならないのか、どうして真実を隠すのかを語りたいと思います。
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