これは、あくまで都市伝説です。ただ、妙な現実感を含み語られるのもまた事実で、このお話を信じるか、一笑に伏すかはあなた次第です。
現代の諜報活動は二種類に分かれます。そのひとつが「ヒューマミント」と呼ばれる人間を動かすスパイ行為で、まさに映画の「007シリーズ」の活動です。もうひとつが、今回語る「シギント」。世界中の無線通信や暗号化された外交通信の傍受、さらにインターネットなどのネットワークに侵入して情報を得る、科学装備を利用したスパイ活動です。
アメリカの国防総省には、シギントを実行するNSAと呼ばれる組織があり、これはFBIやCIAとは別組織の国家安全保障機関です。文字通り、電子スパイの総本山。本部はメリーランド州にあり、職員は4万人とも10万人とも言われる巨大組織なのです。このNSAが主導する地球規模の通信情報傍受システムこそ、恐るべきネットワーク「エシュロン」です。
エシュロンによる傍受は、電話、電子メール、ネットからのダウンロード、そして衛生通信など、世界中のあらゆる通信に対し無差別におこなわれているそうです。また、地球規模で通信ネットワークを監視するため、その傍受基地が世界の各地に設置されているとか。もちろん、国民に対するこうした行為は明らかに違法です。当然、アメリカ政府はエシュロンを認めませんが、その存在を確信する人々もまた少なくないのです。
例えばあの大惨事、9・11事件。発生後まもなく、政府が犯人グループの動きを事前に察知していたというニュースが報じられました。これこそ、エシュロンによる通信傍受の結果です。また2001年5月、北朝鮮の当時の最高指導者の長男が成田空港に到着してすぐ拘束された事件も、エシュロンが傍受した情報が事前に日本政府に提供されていたと思われるのです。
闇の巨大組織NSA、そして謎の巨大ネットワークシステム「エシュロン」。目に見えないスパイ活動は、今、わたしたちの周辺で展開しているのでしょうか? 気軽に送るメール、便利に使うナビゲーション…それらが常に、何者かによって監視されているかもしれないのです。
では、最後にもう一度。このお話は、あくまで都市伝説です。信じるか一笑に伏すかはあなた次第です。
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