暗闇の空間を、ゆっくり浮遊する青白い炎。幽霊は怨霊でない限り怖くないと言うのがわたしの持論ですが、これを目撃したときは、本当に全身の血が凍りつくほどの恐怖を感じました。人の霊魂が、体から離脱するときの現象と言われる火の玉。実は現世には、これとは別の火の玉が存在します。
霊的なお話とは正反対の科学が語る火の玉で、日本では「球電」、アメリカでは「ボールライトニング」と呼ばれる現象です。
ボールライトニングは、雷雨の最中や直後に発生する球状の発光体です。空中の低い位置を、人が歩く速さほどで移動するそうですよ。それはまるで、自分の足元で転がりながらついて来る生き物のようだといいます。色は黄色っぽい赤や青白く、大きさは数センチから2~3メートルなんて巨大なモノまで様々。中には、家のドアを押し開けて入って来るボールライトニングもあり、これはかなり怖いですね。ただし、火の玉でも熱くないそうです。
さて、ボールライトニングがなぜ発生するかは、現代科学でもまだ仮説の粋を超えていません。必ず雷雨の最中や直後に発生することから、雷の電光放電の電磁波をエネルギーとするプラズマの一種ではないかと言う説が有力でも、立証には至ってないのです。また興味深いところでは、異次元空間説があります。わたしたちたが存在する世界とは別の世界、異次元との間には電磁波が循環する環があり、ボールライトニングはそこを移動している発光体だと言うのです。つまり、異空間からわたしたちの世界を「横切る」光かもしれないとする説で、これはもう超常現象ですね。
19世紀末のフランスで、このボールライトニングを蹴った子供が火傷するという事故が起きています。熱くなくても火傷するのは、かなり強力な電磁波を帯びている証拠かもしれません。
闇の青白い炎は科学的な研究が進んでいるそうです。もうひとつの火の玉ボールライトニングも、その正体を早く解明してほしいですね。
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