2013年10月5日土曜日

サンドウィッチを考え出した人は誰?


パンの間に具を挟み、片手で簡単に食べられるこのメニュー。忙しいときの食事に最適だから、考え出した人物も当然、高名なシェフではなく常に忙しい人でした。それは、18世紀のイギリス貴族ジョン・モンタギューです。海軍大臣や国務大臣を歴任した人物ですが、彼は無類のギャンブル好きでもよく知られておりました。夜ごとカジノに繰り出しては、お財布がカラになるまでカード遊びに熱中したそうですよ。

 
そんなある日のこと。カードに集中していたモンタギューに、係の人が食事の時間だと告げます。すると、彼はこう応えました。「わたしは今、手が離せない。だから、食パン2枚とローストビーフをここに持って来てくれ」。それが運ばれて来たところで、モンタギューはパンの間にローストビーフを挟み、片手でカードを動かしながら、もう片方の手でそれを食べ始めたのです。同席の人々は貴族らしからぬ様子に驚きましたが、「これは便利で手軽だ」とマネをしました。軽食サンドウィッチ誕生の瞬間でした。

 
この軽食の名前の由来は、モンタギューの伯爵名「サンドウィッチ4世」です。現在も、アメリカには彼の子孫が経営するサンドウィッチ専門店があり、各州でチェーン展開しています。お店の名物メニューは、元祖サンドウィッチのローストビーフのホットサンドだそうですよ。

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