1968年、アメリカ・ボコタの警察署にひとりの男性が出頭し、2年前にこの街で発生した殺人事件の犯人は自分だと自白しました。出頭の理由を聞かれた男性は、こう答えます。「最近、被害者の女性が毎晩枕元に現れる。警察に行き罪を償ってもらわないと、わたしは天国へ行けないと囁かれ、恐怖に耐えられなくなった」。この女性はナタリアという名前で、事件発生当時白い服を着ていましたが、警察の報告書には「赤茶色」と記入されるほど刺されて亡くなったのです。実は男性が出頭した年の初めごろから、事件後無人となった家の二階の窓に立つ彼女の姿を、多くの町民が目撃していました。そして、男性が逮捕された後は、窓際に立つナタリアの姿は二度と目撃されませんでした。
亡くなった人の霊魂が、その意思を伝えようとした事例は日本にもあります。1977年の夏の夜、埼玉県内にある防火用貯水層の近くを車で通った男性が、そこに立つ黒いセーター姿の女性を見掛けます。真夏にセーターなので、彼はとても不思議に思ったそうですが、そのときはそのまま通過しました。まもなく、「貯水槽の近くに幽霊が出る」という話が広がり、異臭も漂い始めて、12月に変わり果てた女性が発見されました。魂が抜けて1年近く、暗い貯水槽の中に放置されていたその身は、黒いセーターを着ていたそうです。
アメリカと日本、どちらも実際に起きた出来事であり、紛れもない現実なのです。また、テレビやラジオからコンタクトする霊魂の存在を信じる人々もいます。電子機器を介した霊界との交信を「インストルメンタル・トランス・フェノメナ」と言い、トーマス・エジソンもその装置の研究に取り組んでいたそうですよ。
不思議な現実、霊魂のメッセージ。亡くなった人は何も言えない…なんて考えるのは、少し浅い思考なのかもしれませんね。
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